文化的好み
今から20年ほど前。
2000年前後に活躍したバンド、L○○○taについて、占星術的に考えてみたいと思います。
もしファンの方が偶然見つけて、不快に思われることがあっては不本意なので伏字にしていますが、私もファンなのでたぶん大丈夫です。
どの程度ファンかというと、いわゆる前期中期のアルバムは購入していて、ライブも何度か行きました。
そして今でも、曲を聞いてその格好よさに小一時間悶絶しているぐらいには好きです。ファンクラブに入るほど熱烈に好きだった他のバンドもあるのですが、それは今聞いてもさほど良いとは思いません。
私にとってL○○○taは、単なる思い出補正ではなく、本当に好きなバンドだと言えると思います。
箱推し(と表現してよいのか)で、特にどのメンバーが好きということはないです。
活動停止後の各ソロ活動はひととおり見ましたが、どれもピンとこなかったので、その後は追いかけていません。
ジャンル的にはいわゆる名古屋系で、暗さと激しさが特徴かと思います。
あと、旋律のキャッチーさでしょうか。
*
まず、このバンドのシナストリは非常に綺麗です。
(=はConjunct:0度)
(*はSextile:60度)
美しいです。
これが言いたくてこの記事を書いたようなものなので、これで半分気が済んでしまいました。
画像が美しくないのが悔やまれるところですが。
せっかくなのでもう少し掘り下げると、
グループの力学としては、ボーカリスト兼リーダーの方を中心に集まっているグループです。彼のネイタルに
【土星】⇔【金星】
のオポジションがあって、これを火星が調停しています。
(⇔はOpposition:180度)
シナストリ上でもこの軸上にメンバーが関わっている様が確認できます。
さらに、
【コンポジットの太陽】=【金星=火星=冥王星】
でもあります。
ちなみに、コンポジットの太陽に重なる
=【火星】はボーカリスト兼リーダーで、
=【金星=冥王星】はギタリスト兼バンドマスターです。
バンドの経歴としては、
コンポジットの太陽にセレスが重なる頃に事務所を移籍し事務所を独立しています。
また、トランジットの木星が重なる頃、バンドとしての活動を停止しています。
あまり推測を垂れ流すのもよくないかと思うので、とても端折って言うと、
金星土星の求心力によって集まったメンバーが、金星の時期に確立した価値観をもって太陽が全面に出てくる時期にバンドとして活動していたが、ボーカリスト兼リーダーの火星が表に出てきて、オポジションに対してみんなの力を借りずに自分の力で折り合いを付けたくなってきたころ、求心力が弱まり活動停止という流れになっていったのかなと推測しています。もちろん土星回帰も絡んだりして、もっと語るべきところはあります。
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シナストリが綺麗だと書きましたが、このバンドを特徴づける綺麗なアスペクトに対して、私のネイタルはこれといってイグザクトな関わりを持たないのです。
これは意外でした。
とはいえ、ある程度は想定内でもあります。
じつは一時期、自分のネイタル的に好みそうなミュージシャンを探し出して逆引きで音楽を聞くということをやっていたことがあります。好みそうなASCの有名人を探すというのもやりました。しかし結果は…お察しというか、あまり刺さらなかったのです。
誰に興味関心を持つかというのは、ネイタルのような固定的な方法では説明が困難な複雑な現象であり、未来予測法のような動的な方法によって説明した方が適切なのではないか?というのが今のところの私の仮定です。
ただ、このバンドに関してはいつ興味関心を持ったかというのがどうにも思い出せないので、検証が困難になっています。
と、今これを書いていて、興味を持った時期を思い出した別のバンドがあるので、またそのうち検証してみたいと思います。