円い樹とスコップナイト

西洋占星術と共に

文化に狂う


ヴィジュアル系音楽というものはどう見ても奥の深い文化で、私はその一端すら理解していないのではないかと思います。それでも、私が好きで買っている音楽のだいたい3割ぐらいはその「ヴィジュアル系音楽」というジャンルに入るようです。

 

ヴィジュアル系音楽」の他には、いわゆるロキノン系や、テクノポップ、女性アイドル、アニソンなどに分類される音楽を、日々少しずつ消費しています。


何が言いたいかというと、3月に書いた記事がヴィジュアル系に分類されるバンドについての分析で、今月もまたヴィジュアル系のバンドについて書くけれども、これはたまたま重なっただけで、ジャンルそのものについて何かメッセージを発したいわけではないということを表明しておきたかったのです。

 

maruiitsuki.hatenablog.com

 

 

もうひとつ表明すると、前回のバンドは、メンバーの生年月日その他個人情報をわりとオープンにしていましたが、今回のバンドは個人情報のほとんどが非公開であり、インターネッツ上の不確かな情報頼みの分析であるということも告白しておきます。

念のためバンド名は完全に伏せますし、分析に使った生年月日が嘘情報だったとしても、無駄な分析に時間をかけた私が、その徒労を嘆くだけでしょう。

 

しかし、ホロスコープ解釈をした後で、「ごめん、あの人の誕生日間違ってたよ!」と言われた時の気まずさと徒労感は何とも言えないものです。

 

 

さて、このバンドは、作詞作曲者は共にボーカルの方で、世界観の構想においても彼の存在が非常に大きいバンドです。シナストリを見ても、彼のオポジションを中心にメンバーが集まっているのがわかります。

 

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彼の金星を含んだオポジションが、バンドの軸になっています。そして、彼の金星期の終焉とともにバンドも解散しています。

最近、ボーカルの太陽にトランジットの火星=木星コンジャンクションとなるころに、一時的な再結成の話題が持ち上がり、つい最近、実際に再結成ライブをされています。

 

ボーカルの金星のオポジションが軸になってメンバーが集まっている図式は、前回分析したバンドと共通してますね。

 


ちょっとヴィジュアル系らしい話をすると、このバンドは当初2人の女形ヴィジュアル系バンドにいる、女装して演奏している人ですね)を抱えていたのですが、ボーカル・女形1・女形2のシナストリを見るとグランドトラインができています。

天体的にも女形っぽい構成です。

 

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コンポジットで見てみると、まずこのバンドは5人でスタートし、途中で4人になり、最後3人になって解散したのですが、やはり最初の5人のコンポジットは複合アスペクトが華やかで力を感じます。4人になると複合アスペクトはなくなりますが、太陽=金星が継続して形成されていました。3人になるとそのコンジャンクションはなくなって、スクエアが多くなり、グループとしてまとまって行動するには多くのエネルギーが必要そうだなという印象が強くなります。

 

前回のバンドもコンポジットで太陽=金星がありました。私はなんかそんなバンドが好みなんでしょうかね。

 

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私がこのバンドを知ってからわりとすぐに解散しているので、あまりリアルタイムの情報を持っていないせいもあるかと思いますが、知名度のわりにはウィキペディアにも記事がなく、公になっていない部分の多いバンドのようなので、ホロスコープを見ていると色々と考えさせられることはあります。

 

しかしやはり、私が一番興味をひかれるのは、ボーカルの金星に対向しているセドナですね。このバンドの世界観はまさにセドナ的だと思います。映像作品を見ていると、特にそう思います。

 

セドナに関しては私なりに色々考えがあるのですが、倫理的に厳しいのではないかと思う部分が多く、公の場で書くのは難しく感じます。
語らずとも見てもらえると伝わるんではないかと思うのですが、バンド名を伏せているので、セドナ的と言っても何も伝わらないですね。

 


ともかく、「小一時間はかっこよさに悶絶できる~」とかなんとか、前のバンドについて熱く語っていた舌の根も乾かないうちに、節操もなく、現在はこのバンドの曲をよく聞いている私です。